アクロディアとフューチャモバイルは6月13日、FeliCaを使って携帯電話とアミューズメント機器などを連携させるソリューションシステム「VIVID Touch」を開発したことを発表した。
VIVID Touchを搭載すると、携帯電話機をアミューズメント機器にタッチするだけでデータを保存したり、帯電話機からアミューズメント機器などにデータを転送することが可能になる。最新の第2世代モバイルFeliCa ICチップにも対応し、大容量のデータ通信が可能になるという。
両社からは、VIVID Touchを構成するために必要な開発キットのほか、アミューズメント機器などの組み込みシステム向けにアプリケーション層も同時に提供されるため、短期間で独自サービスを構築できる。アプリケーション層の適用分野はアミューズメント機器のほか、医療機器やPOSシステムなど幅広い領域をカバーする予定で、随時リリースされる。
今後アクロディアとフューチャモバイルは、各業種向けのカスタマイズ版開発なども共同で行うとしている。
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