レビュー
写真で解説する「らくらくホンIV」(2/2 ページ)
前機種の基本的機能や特徴を継承しながら、薄く、そしてGPS機能を新たに搭載してリニューアル──それが「らくらくホンIV」。GPSを活用した位置情報通知機能や洗練されたメール作成機能、より通話しやすい「スーパーはっきりボイス」、より見やすい「2.6インチ大画面液晶」など、徹底して「しんせつ、かんたん、見やすい、おまかせ、あんしん」を追求した端末だ。
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新たに搭載したGPS機能。地図表示や「今いる場所→自宅へのルート」のようなルートを検索できる徒歩ナビ機能のほか、「今いる場所から○○駅まで」と出発駅や到着駅を音声入力できる「らくらく乗換案内」機能を備える。また、ワンタッチブザー機能にイマドコサーチが連携し、ワンタッチブザーを鳴らすと、自動的に登録相手へ発信(最大3件。接続するまで)するとともに、現在位置をメッセージRで通知する
大きい文字によるアドレス帳のほか(左)、らくらくホンシリーズに“必須”の「ワンタッチダイヤルボタン」も健在。よく利用する3人を登録でき、そのままその人へ電話、ないしメールを作成できる(中)。通話中は側面の[ゆっくりボイス]キーで音声がゆっくりになり、右上の[電話帳]キーで「はっきりボイス」機能を制御できる(右)
メールの作成もかんたんに。宛先、文章などを順に選んでいくだけでよい。ワンタッチダイヤルボタンに登録した人宛であれば宛先入力/選択も省略でき、「電話ください」「遅れます」「今、行きます」など、よく使うメール例文もたくさん用意する。ワンタッチダイヤルボタンから位置情報付きメールを作成でき、家族に自分の居場所をかんたんにメールで伝えられる
67種類のデコメールテンプレートを内蔵し、デコメールもかんたんに作成できる。孫や子どもとデコメしたいというユーザーの声があったようだ。ちなみに書体は、読みやすい教科書体(明朝体)とらくらくホンベーシックで採用した“丸ゴシック”の2種類を採用(FOMAらくらくホンIIIのゴシック体フォントはやや角張った“角ゴシック”を採用していた)。
130万画素のパンフォーカスカメラは前機種と同様だが、おまかせ手ブレ補正、おまかせ明るさ補正、おまかせ歪み補正と、3つの便利な“おまかせ”機能を搭載する。カメラ機能と連動し、写真付きメールの作成なども音声やキー発光などのナビゲートで容易に行える
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