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「らくらくホンIV」の“話して目的地検索”にアドバンスト・メディアの音声認識技術
GPS搭載の「らくらくホンIV」に搭載された、目的地を話して検索する機能に、アドバンスト・メディアの音声認識技術「AmiVoice」が採用された。
アドバンスト・メディアは、8月17日から発売されるNTTドコモの「らくらくホンIV」に、同社の音声認識技術が採用されたと発表した。
GPS機能を搭載したらくらくホンIVには、ユーザーが声で目的地を検索する機能が用意されている。この機能を実現するための音声認識技術として、アドバンスト・メディアの「AmiVoice」が採用された。
AmiVoiceは同社の分散型音声認識DSR(Distributed Speech Recognition)技術を活用している。音声認識の前処理機能を端末に搭載し、ユーザーの音声を音声認識処理に必要な「特徴量データ」に変換し、それをサーバに送って音声認識の残りの処理を行う。端末から送られる特徴量データは、元の音声データ容量の30分の1となり、限られた携帯電話の処理能力でも高精度な音声認識が可能になるという。
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