ワンセグケータイへの期待、“もっとバッテリーを長持ちに”──ネプロジャパン調べ
ネプロジャパンとネプロアイティが、モバイルレポート「ワンセグ(テレビケータイ)II」を発表。今後のワンセグケータイに期待することは「バッテリーの持ち時間を増やす」がトップとなった。
ネプロジャパンとネプロアイティは8月31日、モバイルレポート「ワンセグ(テレビケータイ)II」を発表した。同レポートは、携帯電話のコアユーザーから生の意見を収集したモバイルレポートの49回目で、調査は2007年8月9日と10日の両日、3キャリアに対応する「ザ★懸賞」サイト上で行われた。有効回答数は3825人。
携帯電話でテレビを視聴できることを便利と考えている人は、「どちらかと言えば便利」の46%、「とても便利」の30%を合わせ8割弱。そのほか「どちらでもない」が12%、「わからない」が7%、「便利ではない」が3%、「どちらかと言えば便利ではない」が2%だった。
ワンセグ対応のテレビケータイが欲しいかどうかについては、「既に購入済み」のユーザーは22%とまだ少ないが、「欲しい/いずれは購入したい」が35%、「欲しい/絶対購入する」が5%と、購入意向のあるユーザーは約4割。「欲しくない/特に必要ではない」は24%、「わからない」は14%だった。なお、2006年7月に行った前回の調査では、「既に購入済み」は3%だった。
購入を検討しているユーザーに、購入時期を聞いたところ、「わからない」が28%で最多となり、以下は「1年〜2年未満」「6カ月〜1年未満」がともに7%、「3カ月〜6カ月未満」が5%、「3ヶ月未満」が4%、「2年〜3年未満」が2%、「3年〜5年未満」が1%、「5年以上」が0%となった。
ワンセグケータイで見たい番組、あるいは見ている番組は、「ドラマ・映画番組」が38%、「ニュース番組」「バラエティー番組」がともに36%と上位を占めている。その他、「音楽番組」は28%、「スポーツ番組」は27%、「アニメ番組」は20%、「クイズ番組」は13%、「教育・語学番組」は5%となっている。
また、どんな時に見るか、あるいは見ると思うかについては、「待合せ・休憩等の空き時間」が47%と最も多く、以下は「通学・通勤途中」が11%、「移動中」が10%、「昼食時」が2%、「就業・勉強中」が1%と並んだ。
これからも受信料を取らないことを前提に、今後のテレビケータイに期待することは、「バッテリーの持ち時間を増やす」が30%で最も多く、これに「受信可能エリアの拡大」が21%、「端末価格の引き下げ」が11%、「画面を大きく」が10%、「解像度をあげる」が8%、「音質の向上」が7%、「重さを軽く」が2%で続いている。
関連記事
- 音楽プレーヤー、電子コミック、ワンセグの中で利用経験者が多いのは?──MMD研究所調べ
MMD研究所が「携帯コンテンツに関する利用動向調査part3」の結果を発表。音楽プレーヤー、電子コミック、ワンセグ、おサイフケータイなどの利用経験がある人はどれくらいなのか。 - iPhoneに足りないのは“ワンセグ”──アイシェア調べ
アイシェアが「iPhone」に関する意識調査の結果を発表。日本のユーザーがiPhoneに足りないと思う機能のトップ3は「ワンセグ」「高速通信」「GPS」となった。 - 携帯電話でワンセグ放送を「視聴したい」ユーザーは約56%──インフォプラント調査
インフォプラントの調査から、携帯電話でワンセグ放送を視聴したいユーザーが約半数を超えるものの、視聴経験がないユーザーが約6割に上ることが分かった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.