NTTドコモグループ9社は9月19日、専用サイトから遠隔操作で端末の各種設定や制御を行える企業向けサービス「ビジネスmoperaあんしんマネージャー」に、順次新機能を追加する。
9月29日には、ブラウザ利用制限でアクセスを許可するURL数を現状の30から100に拡大。また2008年春には、あんしんマネージャーのグループを分割し、サブグループを作成できるオプション機能を追加する。これにより、サブグループごとに管理者を設定し、携帯電話の各種設定や制御を分割して行えるようになる。サブグループ設定の利用料金は、サブグループごとに月額525円。
また、同じく2008年春には、共通管理者設定機能を追加する。あらかじめ指定した管理者が、複数のあんしんマネージャーのグループに対し、操作・設定を行えるオプション機能で、一括請求が異なるグループに対し、各種設定や制御を行う管理者を設定できる。共通管理者設定機能の利用料金は、共通管理者1人ごとに月額525円。
なお、本年10月1日から2008年1月31日まで、「『ビジネスmoperaあんしんマネージャー』オプション無料」キャンペーンを実施する。期間中は、ブラウザ利用制限、一斉同報のオプション機能が無料で使用できる。
関連記事
- 新たな市場で火花を散らす──ケータイ4キャリアの法人戦略、最前線
携帯業界で次なるターゲットとして注目を集めるのが法人市場。法人部隊を率いる4キャリアのキーパーソンが一堂に会し、課題と今後の取り組みを説明した。 - 法人ビジネスのドコモ2.0は“No”と言わないこと──NTTドコモ 三木茂氏
すでに飽和していると言われるコンシューマ市場に代わり、携帯電話業界で注目を集めているのが法人向け市場だ。業界最大手のドコモは法人ビジネスをどう考え、どう攻めるのか。法人ビジネス戦略部長の三木茂氏に聞いた。 - ドコモ、企業向けネットワークサービス用ツールの機能を拡充
ドコモの企業向けネットワークサービス用遠隔操作ツール「ビジネスmoperaあんしんマネージャー」の機能が拡充される。「ブラウザ利用制限機能」や「一斉同報機能」などを新たに追加する。 - “PCからFOMAでインターネット”のアクセス先を制限──ドコモが法人向けサービス
NTTドコモは4月1日から、FOMAを使ったPCからのインターネット利用時に、アクセス先を制限できるサービス「ビジネスmoperaインターネット」を提供する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.