Windows Mobile 6搭載の「EM・ONE α」発表──EM・ONE向け有償アップグレードも

イー・モバイルが9月20日、シャープ製スマートフォン「EM・ONE」の後継モデル「EM・ONEα」を発表した。Windows Mobile 6搭載で、10月5日に全国で発売する。

[園部修，ITmedia]

　イー・モバイルは9月20日、シャープ製のスマートフォン「EM・ONE」の後継モデル、「EM・ONE α」を発表した。10月5日から全国の提携量販店およびイー・モバイルオンラインストアで発売する。価格はEM・ONEと同じで、2年契約時で3万9800円から。

ボディカラーはEM・ONEと同じブラックとホワイトの2色

　EM・ONEαは、EM・ONEのマイナーチェンジモデルで、OSをWindows Mobile 6 Classicに変更したほか、新たに名刺リーダーを搭載。プリインストールされるSHメールがGmail対応を果たし、地域を選ぶだけで簡単にワンセグのチャンネル設定が適用される「ワンセグ地域局プリセット」なども提供する。なおコンテンツブラウザ「3D Box」はプリインストールされず、ダウンロードページへのショートカットが用意される。

　下り最大3.6MbpsのHSDPA通信が利用可能な点や、4.1インチワイドVGA（800×480ピクセル）の大画面、QWERTYキーボード、1.3MピクセルのCMOSカメラ、厚さ18.9ミリのボディなど、ハードウェアには変更はない。

料金プランと価格は以下の通り。

料金プラン	イー・モバイルオンラインストア価格（端末価格含む初期費用）
データプラン（ベーシック）	9万5000円
ライトデータプラン（ベーシック）
データプラン（いちねん）	7万1000円
ライトデータプラン（いちねん）
データプラン（にねん）	3万9800円
ライトデータプラン（にねん）

　なお、イー・モバイルではEM・ONE αの発売を記念して、10月5日から2008年1月15日までに提携量販店でEM・ONE αを契約したユーザー全員にクレードルをプレゼントする「EM・ONE αデビューキャンペーン」を実施する。

　さらに現行のEM・ONEユーザーには、Windows Mobile 6への有償アップグレードサービスも提供する。アップグレード費用や申し込み方法は、10月上旬にイー・モバイルのWebサイトで案内予定だ。

製品名	EM・ONE α（エム・ワン アルファ）
製造	シャープ
搭載OS	Windows Mobile 6.0 Classic 日本語版
CPU	Marvell PXA270／520MHz
グラフィックス	NVIDIA GoForce 5500
本体メモリ	フラッシュメモリ 512Mバイト／SDRAM 128Mバイト
ディスプレイ	4.1インチASV液晶　ワイドVGA（800×480ピクセル）／6万5536色（バックライト付）
通信機能	HSDPA、IEEE802.11b/g準拠無線LAN、Bluetooth1.2
カメラ	有効約131万画素CMOS
搭載インタフェース	mini USB端子（ホスト機能対応）、miniSDカードスロット、クレードル端子、RGBアダプタ端子、イヤフォン／マイク端子（角型）、ACアダプタ端子
本体サイズ（幅×高さ×厚さ）	約140×70×18.9ミリ（突起部除く)
重量	約250グラム（バッテリー、スタイラスペン含む）
バッテリー持続時間	約4時間
主要内蔵ソフト	StationMobile for S01SH、Windows Live for Windows Mobile、ネットウォーカー、ホームメニュー、Outlookメール（HTMLメール対応）、SHメール（Gmail対応）、Internet Explorer Mobile、Opera Mobile 8.65、予定表、連絡先、仕事、メモ、Excel Mobile、PowerPoint Mobile、Word Mobile、Windows Media Player 10 Mobile（全画面表示対応）、カメラ、画像とビデオ、電卓、ゲーム、Picsel PDF Viewer、ActiveSync、リモートデスクトップモバイル、ブンコビューア、DicLand（電子辞書）、バーコードリーダ、Sprite Backup（拡張モード対応版）、パケットカウンタなど
ボディカラー	ブラック、ホワイト

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