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“NEXTメガゲーム”はワイド画面対応──謎の端末(?)も東京ゲームショウ2007

905iシリーズはメガゲームも進化か──。PSPなみのクオリティで動作するという多ポリゴンの「リッジレーサーズモバイル」や「機動戦士ガンダム U.C.0079」の遊試端末は、黒い箱入りだった。

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 ドコモの新機種らしき覆面端末が、東京ゲームショウ2007 NTTドコモブースで展示されている。

 それは“NEXT MEGA GAMES”と題された、ディスプレイとダイヤルキー部分のみ穴が開けられた黒い箱に収まり、バンダイナムコゲームスの「リッジレーサーズモバイル」(今冬配信予定)と、バンダイネットワークスの「機動戦士ガンダム U.C.0079」(今冬配信予定)用試遊端末として用意される。

photophoto “NEXT MEGA GAMES”なるバンダイナムコゲームスの「リッジレーサーズモバイル」(左)とバンダイネットワークスの「機動戦士ガンダム U.C.0079」(右)、そして横向きに設置された謎の端末。単なる折りたたみボディっぽく、ボディサイズやパッと見のキー配列、画面サイズなどにとりわけ大きな違いがなく、当初は見逃してしまった

 TGS2007会場で試遊できたリッジレーサーズモバイルは説明員によると、ワイドQVGA(400×240ピクセル)のワイド解像度に対応するとともにPSP向けタイトルなみに動き、車体に反射する風景表現も実現するという。“謎”の端末のため、実際に手に持って遊ぶことはできなかったが、左手親指で十字キー(ステアリング操作)、右手親指でアクセル、ブレーキ系操作を行うイメージだ。試遊端末では[8]キー/[0]キーにアクセルとブレーキ、[#]キーに視点切り替えなどが割り当てられていたが、携帯の間隔の狭いダイヤルキーを使うため当初はやや慣れが必要かもしれない。

 なお、最近はワイドQVGAに留まらず、3インチクラスのワイドVGA(800×480ピクセル)ディスプレイを搭載するハイエンド機種も増えている。次期端末はこのワイドVGAクラスの解像度で遊べる性能も実現するのだろうか。

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photophoto リッジレーサーズモバイル。ワイドディスプレイを横向きで見るのでスピード感もかなりあった。別途、コースや車体データの単体ダウンロード販売なども想定できるという

 機動戦士ガンダム U.C.0079の描画も非常に精細だった。この“謎”の端末はP904iより処理速度が高速とのことで「ポリゴン数はPSPとほぼ同じレベル」(説明員)。配信は「今冬予定」で価格や配信体系も「未定」だが、おそらく905iシリーズの発売時期あたりに登場するのではないだろうか。タイトルの知名度もあり、高速化(するであろう)新機種ならではのメリットが出せる大きな特徴にもなるので、(体験版などの)プレインストール機種もあると予想される。

photophoto 機動戦士ガンダム U.C.0079
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十字キーで移動、ダイヤルキーで攻撃/防御/武器選択などを行う

photophoto というわけで“謎”とP904iを比較。クリア/iチャネルキー、[1]キーがやや異なる程度かな。P904iの[カメラ]キーに当たるキーはカバーで覆われていた(左)。角度が異なるが、参考として画像を重ねてみた。下がP904i(右)

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