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場所が変わると広告も変わる──オプト、GPSナビ連動型広告事業をスタート
オプトは10月1日、位置情報に即したリアルタイム広告を配信する事業をスタートする。事業展開に向け、ネットメディアや地図情報ベンダー、広告代理店ら8社が参画する。
オプトは10月1日、GPSナビと連動した広告の配信事業を立ち上げると発表した。携帯電話やカーナビなどに表示される地図情報に広告を配信するもので、事業展開に当たっては、JTBパブリッシング、エフルート、サイバー・マップ・ジャパン、ぴあデジタルコミュニケーションズ、エディア、ぐるなび、表示灯らの企業が参画する。
サービス開始の背景にあるのは、3G端末へのGPS機能搭載の原則義務化(1月10日の記事参照)。今後、GPS機能を搭載した端末を利用するユーザーが増えるとともに、関連サービスのニーズが高まることが予想されることから、事業化に踏み切った。
広告は、ルート検索時に表示される地図上に掲載することを想定しており、ユーザーが移動すると広告も場所に合わせたものに切り替わる仕組み。収集したエリアターゲティング広告を交通広告などに展開したり、地図情報とペイパーコール広告を連動させたりするなどの応用例も考えられるという。
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