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らくらくホンIVに読み上げ機能の不具合――ソフト更新で対応
NTTドコモは富士通製のシニア向け端末「らくらくホンIV」に、音声読み上げ機能の不具合があるとしてソフト更新を開始した。メール関連の設定画面で、別の機能を読み上げてしまうという。
NTTドコモは9月26日、富士通製のシニア向け端末「らくらくホンIV」(F883iES)に、音声読み上げ機能の不具合があると発表した。対象台数は9月20日の時点で約9万9000台で、ソフト更新で対応する。
らくらくホンIVには画面内の設定項目を読み上げる機能があるが、メール設定を実施する画面において、別の階層にある音や振動に関する機能を読み上げてしまうという。
ソフトウェア更新を行うには、らくらくホンIVの待受画面から「メニュー」→「#詳細な機能・設定」→「3.ネットワークサービスを使う」→「9.その他のサービスを使う」→「6.ソフトウェアを更新する」を選択する。データのダウンロードと書き換えには約9から14分の時間がかかり、その間携帯電話の機能は利用できない。なお、ソフト更新時のパケット通信料は無料だ。
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