NTTドコモは、7月に関東甲信越エリアで販売開始した「BlackBerry 8707h」と企業向けソリューションを、10月1日からグループ各社で発売する。システムとセットでドコモの法人営業部門を通じてで販売するもので、個人向けに販売する予定はない。
BlackBerry 8707hはフルキーボードを備えたモバイル情報端末。W-CDMA/GSM/GPRSネットワークに対応し、国内外で通話やメールを利用できる。Bluetoothやmini USBコネクタなどの外部接続インタフェースを搭載し、メーラーやスケジューラ、アドレス帳、メモ帳、計算機、Webブラウザなど、ビジネス向けの各種アプリがプリセットされる。
日本語化されたのは、BlackBerry 8707hの端末内ソフトウェアと「BlackBerry Enterprise Server」「BlackBerry Desktop Manager」。これらの端末とソリューションを日本語化することで、端末のメニューやプリセットアプリを日本語のユーザーインタフェースで利用可能になり、予測変換機能付きの日本語入力機能も使えるようになる。また、Lotus DominoやMicrosoft Exchangeと連携したEメールやスケジュール、住所録、業務アプリなどの法人向けシステムソリューションも日本語環境で利用可能になる。
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