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ソニエリ、低価格製品の販売増で減益
Sony Ericssonの7〜9月期決算は、主に中・低価格帯製品の販売が伸びた影響で、売上高は前年同期比で7%増えた一方、純利益は10%減となった。
Sony Ericssonが10月11日発表した第3四半期(7〜9月期)決算は、売上高は前年同期比7%増の31億800万ユーロだったが、純利益は2億6700万ユーロで、前年同期を10%下回った。
同四半期中の携帯端末出荷台数は前年同期を31%、前四半期を4%上回る2590万台を記録したが、主に中・低価格帯製品の販売が伸びている影響で、平均販売単価(ASP)は120ユーロと、前年同期の147ユーロ、前四半期の125ユーロから下落した。一方、粗利益率は30.7%で前年同期比で下がったものの、前四半期の29.6%は上回った。市場シェアは9%を超えたとみている。
ハイエンド製品については、スマートフォン「P1」やスライダー式ウォークマン携帯「W580」などが好評だという。11月1日付で辞任予定のマイルス・フリント社長は、第4四半期はホリデーシーズン前に投入する新製品の影響もあり「新しい幅広い製品ポートフォリオから、より多くの利益を得る自信がある」とコメントしている。
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Sony Ericssonはフルキーボードのスマートフォン「P1」に加え、シンプル端末、デザイン重視の端末を投入する。
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