ケータイカメラで撮った動画や画像の使い道は
マイボイスコムが、携帯カメラで撮影した画像やムービーの利用に関する調査結果を発表。撮影対象は人物が最も多く、撮影した写真や動画の用途は、メール添付がトップとなった。
マイボイスコムは10月15日、携帯電話の画像・ムービーの利用に関する調査結果を発表した。調査は2007年9月1日から同5日まで、リサーチコミュニティ「MyVoice」の登録メンバーを対象に行ったもので、有効回答数は1万3602名。
同調査によれば、携帯電話のカメラ機能を利用している割合は85%。機能別の利用状況は、「フォト(画像)の撮影」が59%で最も多く、「フォト(画像)、ムービーどちらも撮影」が26%でこれに続いた。「ムービーの撮影」は1%にとどまっており、動画だけ利用するユーザーは少ないことが分かった。
カメラ機能の利用頻度は、「月に数回」が48%で最多。次いで「週に1〜2回」が21%、「週に3〜4回」が7%、「ほとんど毎日」が3%となり、週に1回以上の合計は31%となった。
撮影の対象は、「人物」が74%で最も多く、2位は59%の「風景・景色」となり、以下、「ペット・動物」が31%、「料理・食べ物」が26%と続いた。
撮影した画像やムービーの用途は、「メール添付」が51%でトップとなり、2位以下は47%の「携帯電話の待受画面」、30%の「メモ代わりに使う」、26%の「記念撮影・作品として」、17%の「ブログやSNSに掲載」となっている。
保存のためにmicroSDカードやminiSDカード、SDカードなどの外部メモリを「使用している」ユーザーの割合は50%。所有機種が「外部メモリに対応しているが使用していない」割合は33%、「外部メモリに対応していない」は11%だった。
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