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Microsoft、組み込みデバイス向け最新OS「Windows Embedded CE 6.0 R2」を提供開始

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 Microsoft Corporationは11月14日、組み込みデバイス向け最新OS「Windows Embedded CE 6.0 R2」を、世界に向けて提供開始した。

 また同社は、複数のハードウェアメーカーとの連携のもと、Windows Embedded CE 6.0とVisual Studio 2005を活用した組み込み機器の開発利点を、アマチュア開発者や教育関連コミュニティに提供することを目的とした施策“SPARK”を発表した。

 CE 6.0 R2は、高度な接続性とリアルタイム性を実現させるOSで、企業だけでなくコンシューマーを対象とした電子機器や端末の開発を可能にする。Web Services on Devices API、VoIP電話機能、シンクライアントテクノロジーなどを新たに提供することで、同OS搭載デバイスと、Windows VistaやWindows Server 2008で稼働するコンピュータやその他のデバイスとの間のシームレスな接続が可能だ。

 またSPARKは、開発者向けのツール、組み込みデバイス用OS、ボードパッケージなどをすべて含む一式のセットをプロ以外の開発向けにも提供することで、ユーザーが思いつくデバイスを誰でも自由に開発できる環境の実現を目指すという。

 同社はパシフィコ横浜で開催の「Embedded Technology 2007」に出展。マイクロソフトブースでは、18社以上のWindows Embedded OEMパートナー企業による特別デモを実施する。実習つきの講義も無料で開催。11月16日には、無償のテクニカル セッションを、パシフィコ横浜会議センターで、10時30分から17時まで実施するという。

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