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輻輳の影響なしに緊急速報を通知――ドコモのエリアメール、12月10日スタート
NTTドコモは12月10日から、地震などの緊急速報を輻輳の影響なしに一斉送信する「エリアメール」を開始する。905iシリーズを皮切りに、今後発売予定の端末に順次実装する。
NTTドコモは12月10日10時から、気象庁が配信する「緊急地震速報」などのメッセージを携帯電話に配信する「エリアメール」を提供開始する。11月26日時点の対応機種は「D905i」「F905i」「N905i」「P905i」「SH905i」「SO905i」「N905iμ」の7機種となり、ドコモは今後発売する端末にも順次対応させる予定としている。
エリアメールは、災害時などに回線が混雑してつながりにくくなる、輻輳(ふくそう)の影響を受けることなくメッセージを一斉配信できるメッセージサービスで、配信システムにはSMSを拡張したようなイメージの同報配信システム「セル・ブロードキャストシステム」を採用している。エリアメールの導入により、ユーザーは緊急情報を無料で受信できるようになる。
各端末の「エリアメール設定」で受信設定を行うと緊急メッセージを受け取れるようになり、利用にあたって事前の申し込みなどは必要ない。
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