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“ケータイで撮った映画”祭「ポケットフィルム・フェスティバル」、12月7日開幕

12月7日から9日まで、“ケータイで撮影した映画”を集めた「ポケットフィルム・フェスティバル」が東京藝術大学映像研究科 横浜キャンパスで開催される。

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 携帯電話で撮影した映像を使った映画祭、「ポケットフィルム・フェスティバル」が12月7日から9日に開催される。フェスティバルの会場は東京藝術大学映像研究科 横浜キャンパス新港校舎および馬車道校舎。

 ポケットフィルム・フェスティバルは、2005年からパリ市立映像フォーラム「フォーラム・ド・イマージュ(Forum des images)」が開催している映画祭で、2007年にはパリのポンピドゥー・センターで第3回目のフェスティバルが開かれた。日本で開催されるポケットフィルム・フェスティバルは、東京藝術大学とフォーラム・ド・イマージュが提携したことで実現した。欧米だけでなく、アジア・太平洋地域からも“ポケットフィルム”作品の参加を働きかけることを目的としており、9月21日から11月5日までの間に世界18カ国から404作品の応募があった。

 募集は携帯電話で撮影した素材を元に制作し、大画面で上映する「スクリーン上映作品」部門と、携帯電話の小さなディスプレイで映し出すことを前提とした「モバイル・ディスプレイ作品」部門で行われた。応募作品は7割がモバイル・ディスプレイ作品で、上映時間は1分前後が過半数。監督は20〜29歳が過半数だったという。男女比はほぼ半々。

 フェスティバルでは、その404作品の中から一次審査で48作品(スクリーン上映:25作品、モバイル・ディスプレイ:23作品)を選定。選ばれた作品はフェスティバルの期間中に会場で上映し、最終日となる12月9日に最終審査を経て入賞作品を発表する。

 また会場では、映画監督、映像作家、写真家、ミュージシャン、イラストレーター、メディアアーティスト、建築家、落語家など、22組24人のクリエイターが提案するオリジナル映像作品も公開される。そのほか、フランスで開催されたPocket Flim Festivalに応募された過去の秀作を上映したり、トークセッションやシンポジウム、来場者向けのワークショップなども開催する予定だ。

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