ケータイ割賦販売の利用意向、「分からない」が最多
ネプロジャパンとネプロアイティが、携帯電話の新たな料金体系に関する調査結果を発表。端末代の値引きと通信料値引きのどちらが安く感じるかという質問に対する回答は「どちらともいえない/分からない」が最多。割賦の利用意向についても「分からない」が最多となった。
ネプロジャパンとネプロアイティは12月21日、「携帯新料金」をテーマ実施した調査の結果を発表した。調査は12月6日と7日の両日、携帯サイト“ザ★懸賞”上で行ったもので、有効回答数は4308人。
料金プランの選択については、「自分で調べて決める」が43%、「店員と相談して決める」が41%で、ほぼ同じ割合となった。そのほか「家族と相談して決める」が9%、「CM・広告・webを見て決める」が3%、「友達と相談して決める」が1%。
携帯電話の購入や機種変更代金といった初期費用について、いつも払っている金額は「5000円〜1万円以下」が23%、「1万円〜1万5000円以下」が22%、「1万5000円〜2万円以下」が14%と上位を占めた。「5000円以下」の少額は25%、「2万円以上」の高額は16%となっている。
支払った金額については、「高い」が39%、「非常に高い」が22%と、5割強のユーザーが高いと感じていることが分かった。そのほか、「適正価格」は21%、「分からない」は9%、「安い」は6%、「非常に安い」は3%だった。
「端末代金値引き」と「通信料金値引き」について、どちらが安く感じるかという質問には、「どちらともいえない/分からない」という回答が31%で最多。「端末代値引き」の方が安く感じるという回答は22%、「通信料値引き」の方が安く感じるという回答は21%でほぼ変わらなかった。
端末代金の割賦販売の利用意向は、「分からない」が34%で最も多く、「利用したくない」が29%、「利用したい」が15%、「既に利用している/解約予定なし」が12%、「既に利用している/解約を検討している」が1%となった。「端末代金の割賦(分割)販売が何か分からない」という回答は9%にすぎず、割賦販売についてはある程度、浸透していることがうかがえる。
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