「AQUOSケータイ W61SH」、1月9日から順次発売
auの2008年第1弾モデル「AQUOSケータイ W61SH」が9日から順次発売される。2007年内に発売予定だったKCP+採用端末が遅れが影響したためか、auでは異例の変則スケジュールで発売することになった。
KDDIは1月8日、ワンセグ端末「AQUOSケータイ W61SH」(シャープ製)を1月9日から順次発売すると発表した。
1月9日に中国、四国、九州エリア、10日に北海道、沖縄エリア、11日に東北、北陸、関東、中部、関西エリアで発売する。
AQUOSケータイ W61SHは、メインディスプレイに2.8インチNewモバイルASV液晶(240×400ピクセル表示対応)と定番のサイクロイドスタイルを採用するワンセグ搭載WIN端末。本体サイズは48(幅)×104(高さ)×19.9(厚さ)ミリ、重量約131グラム。背面パネルにステンレス素材を用い、時刻やバッテリー残量、電波状況、アニメーション、天気状況と連動した天気アニメなどが浮かび上がるLEDディスプレイを搭載する。
KDDIは、2007年秋冬モデルとして発表した新たな共通プラットフォーム「KCP+」採用端末3機種、「W56T」(東芝製)、「W54S」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)、「W54SA」(三洋電機製)の投入が遅れ、2007年冬商戦で苦戦を強いられた。
このAQUOSケータイ W61SH、年次別に10の位がくり上がる型番命名ルールを用いるauのWIN端末において、2007年冬商戦の最中に発表したのも異例だったが、KCP+採用端末の発売はおろか、2008年春モデルの発表より前倒しにして発売するのも異例といえる。ちなみに本端末はKCP+採用機ではない。
なお、au携帯の地域別発売日告知ページには、W56TとW54Sも「近日発売」と記述されている(2008年1月8日現在)。
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