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ソフトバンクモバイル、18歳未満の利用者にWebフィルタ標準化
ソフトバンクモバイルは、18歳未満の利用者については基本的にWebフィルタリングサービスを設定するという施策を発表した。
ソフトバンクモバイルは1月9日、18歳未満の利用者を対象にするWebフィルタリングサービスの利用促進策を発表した。
同社は、有害なWebサイトを遮断する「ウェブ利用制限」(ブラックリスト方式)と、特定のWebサイトしか閲覧できない「Yahoo!きっず」(ホワイトリスト方式)を提供している。
今回発表した促進策では、携帯電話の利用者が18歳未満の場合は原則“ウェブ利用制限”を設定。親権者の同意により、ウェブ利用制限の解除またはYahoo!きっずに加入するという形をとる。
施策の実施のため、6月以降に新規契約や機種変更などで必要な書類に「18歳未満利用者確認欄」を新設。契約者と利用者の把握に努める。これに先駆け、1月中旬以降に未成年者の契約に必要な親権者による同意書の内容を変更する。
また2月以降には18歳未満の既存契約者を対象にSMSで案内を送信。親権者による申し込みがない場合、6月から自動的にウェブ利用制限を設定する。
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