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現状“最強携帯カメラ”なのか、PHOTOSの実力を見る──「PHOTOS 920SC」荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/5 ページ)

500万画素、光学3倍、キセノンフラッシュ、そして顔認識AF……海外で多くのデジタルカメラ製品を投入するSamsung電子製のハイエンドデジカメケータイ、それが「PHOTOS 920SC」だ。本職デジカメとの作例比較も含めて、どれだけの実力があるのかをチェックする。

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 次は光学3倍ズーム。

photophoto 光学ズーム 左:ワイド側、右:望遠側

 ズーミングは全部で8段階あり、ほどよく滑らかに動く。デジタルズームを有効にしているとテレ端になった時点でデジタルズームに切り替わる。このあたりの使い勝手は悪くない。以前も光学ズームレンズを搭載したケータイ(910SH)があったが、ズーミング操作はPHOTOS 920SCの方が使い勝手がよい。

 続いて近距離、マクロ撮影を行う。

photo 縦位置/マクロモード(外光下で撮影)
photo 横位置/マクロモード(外光下で撮影)

 どちらもマクロモードに設定して撮影。ばらの赤い花びらの色もきちんと表現した。横位置作例の背景のボケ具合もなかなかではなかろうか。

photo 縦位置/マクロモード(温室内で撮影)
photo 横位置/マクロモード(温室内で撮影)

 今度は温室で撮影。この作例もホワイトバランスがきちんと合い、よい仕上がりだ。

 続いて、日陰の少し暗い場所にて招き猫を撮影してみる。

photophoto 日陰で撮影 左:露出補正+1、右:やや望遠にしてアップに

 こちらは、露出補正を自分で意図して行わないと、かなりどんよりと暗く写ってしまう。まぁ白いものが群がった構図なので仕方ないところか。ちなみにこういうときは、右の作例のように光学ズームがあるとさっと寄って撮れるのでうれしいのである。

 最後はねこをマクロで撮影。

photo 外光下でねこを撮影 露出補正+1

 これはぜひ等倍で確認してほしい。ねこの細かい毛がきちんと描写されており、かなりよく写っているのが分かる。マメに露出補正するよう心がけると、よりよい仕上がりが期待できるだろう。

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