アイエスピーは3月17日、同社が開発した自分撮りアプリケーション「ひとり旅録/Solo Traveling Photo」を開発したと発表した。
ひとり旅録は、携帯電話のメインカメラとサブカメラの2つのカメラを使って、風景と自分の姿を別々に撮影し、1枚の写真に合成するアプリケーション。ユーザーは携帯電話のカメラ機能を使って、好みの風景をバックにした自分の写真を、自分1人で撮影できる。
記念写真を人に頼んで取ってもらったり、自分撮りしたりする場合、自分の好みの構図で撮影できなかったり、自分の姿を入れた写真をあきらめたり、自分の顔ばかりが大きく写って背景がよく分からない写真ができたりして、なかなかベストショットが撮りづらい。そこでひとり旅録を使えば、好みのフレーミングの風景と自分を入れた写真が撮れる。
撮影方法はかんたんで、カメラを「ひとり旅録」モードに設定し、メインカメラで背景を撮影、その後自動的にサブカメラに切り替わるので、サブカメラで自分を撮影する。このとき、自分の写真がどのように切り出されるかはプレビュー画面で確認できる。最後に背景と自画像が一枚の写真に合成されるので、保存したり、メールに添付したりすればいい。
この技術はソフトバンクモバイルが3月14日から販売を開始した、シャープの「FULLFACE 2 921SH」に採用されている。
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