サイボウズとアイビィ、スマートフォンのデータ同期で業務提携──β版ソフトを公開

[ITmedia]

　サイボウズとアイビィ・コミュニケーションズは4月16日、中小規模向けWebグループウェア「サイボウズ Office 7」とメールソフト「Microsoft Outlook」「Windows Mobile」を採用した各種スマートフォンのデータ同期を実現するソフトウェア開発のため、業務提携したことを発表した。

　これにより両社は、サイボウズ Officeシリーズの最新版となるサイボウズ Office 7とMicrosoft Outlookの“スケジュール”や“アドレス帳”“ToDoリスト”データの相互同期、スマートフォンへのデータ同期を可能にする製品開発に向け協力する。

　サイボウズが同製品の開発に必要なサイボウズ Office 7の一部の仕様やシンク先のソフトベンダーを紹介するとともに技術支援を行い、アイビィ・コミュニケーションズが実際の製品開発を担当。パッケージはアイビィ製品として販売される。

　同製品は2008年夏までに販売を開始する予定。なお、4月16日から6月末まで試用可能なβ版を、無償で提供開始している。