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世界一のインターネットカンパニーは、インターネットマシンで築くMobile Weekly Top10

2008年を「インターネットマシン元年」と宣言した孫氏のお気に入り端末は、自らが開発の指揮をとった「922SH」。ケータイのトレンド機能とPCライクな操作性を両立させたこの端末が業務効率を向上させたといい、一部のグループ会社の業務用端末を922SHに切り替えたという。

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 連休中のアクセスランキングは、「2007年度、最も売れたケータイは?」シリーズの記事や、JATE通過の記事が注目を集めた。読者の端末への関心の高さがうかがえる結果といえるだろう。みなさんが愛用しているケータイは、ランクインしていただろうか。

 目下、ソフトバンクモバイル 孫正義社長のお気に入り端末といえば、「インターネットマシン 922SH」。自ら開発の指揮をとった端末であることから愛着もひとしおのようで、2008年3月期決算会見でも使い勝手のよさを力説していた。

 「フルキーボードのこの端末を毎日使っているが、非常に使いやすい。業務用のメールを会社のメールサーバから直結して使うようになったが、ケータイメールの入力速度が3倍から5倍になった。一度、このフルキーボードの携帯を使うと、二度とテンキーのメールは打ちたくないなと。一度使うと手放せなくなる」(孫氏)

 自身の業務効率が向上するのを実感したことから、ソフトバンクテレコムの社員は全員が922SHを業務用端末として使っていると孫氏。ソフトバンクモバイルの社員が使う業務用端末も、近々、すべて922SHに切り替えるという。

 これまでにもフルキーボード付きの端末はさまざまなモデルが登場しているが、その多くがWindows Mobile端末であり、いわゆるケータイでありながらフルキーボードを搭載した端末は少ない。新たなユーザー層を獲得できる端末という見方もできるが、半面、実際に手に取って便利さを実感してもらうのが難しい端末でもある。

 世界一のインターネットカンパニーを目指す孫氏が、一部のグループ会社に“インターネットマシン 922SH”を一斉導入したのは、社員が便利さを実感した上で、それを広く伝えてほしいという思いの表れかもしれない。

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