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LiMo FoundationにVerizon、Mozillaなど8社が加入
NEC、NTTドコモ、Samsungなどが設立した携帯向けLinux推進団体に、新たに8社が加わった。
携帯電話向けLinux推進団体のLiMo Foundationは5月14日、同団体に、米Mozilla Corporation、米Verizon Wirelessなど8社が新たに加入したと発表した。これにより、同団体の参加企業数は40社となった。
LiMo Foundationは、米Motorola、NEC、NTTドコモ、パナソニックモバイルコミュニケーションズ、韓国のSamsung Electronics、英Vodafoneの6社が2007年に設立した非営利組織。Linuxベースの「オープンな」携帯向けプラットフォームの開発を目的としており、今年4月には、最初のバージョン「LiMo Platform Release 1」をリリース。同プラットフォームのAPIも無料公開している。
今回新たに加入したのは、MozillaとVerizon Wirelessのほか、独Infineon Technologies、ノルウェーのKvaleberg、米Red Bend Software、仏Sagem Mobiles、仏SFR、韓国のSK Telecomの8社。うちVerizon Wirelessは、同団体のコアメンバー企業として、理事会にも参加する。LiMo Foundationは、8社の加入を「LiMo生態系の急速な拡大を示すもの」と歓迎している。
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「LiMo Foundation」設立には、NEC、NTTドコモ、パナソニックモバイルコミュニケーションズなどが参加。Linuxベースの携帯向けプラットフォーム開発を目指す。
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