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次世代PHSのサービス名は「WILLCOM CORE」──新幹線内でもブロードバンドを実現

ウィルコムは5月26日、2009年のサービス開始を目指している、2.5GHz帯を利用した次世代PHSのサービスブランド名を「WILLCOM CORE」に決定したと発表した。

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 ウィルコムが5月26日、2009年からサービスを提供予定の、2.5GHz帯を利用した次世代PHSのサービス名称を「WILLCOM CORE」とすることを明らかにした。COREは“Communication Of Revolution & Evolution”の略だという。

 次世代PHSは、2009年4月に試験サービス、10月に商用サービスを提供する計画でウィルコムが開発を進めている次世代ネットワーク。ウィルコムがすでに保有しているPHS用の16万局のマイクロセルネットワークを活用し、都市部でも多数のユーザーに安定した実効速度でサービスを提供することを目標としている。

 最終的には、総務省から割り当てを受けた30MHz幅をフルに使い、MIMO技術を活用することで上りと下りでそれぞれ最大100Mbps以上の通信速度を実現する(サービス開始時の通信速度は別途検討中)。フェージングシミュレータ上での評価では、時速300キロ以上で移動中でも通信が可能であることを確認済みで、WILLCOM COREのネットワークが完成した暁には新幹線でも無線でブロードバンド通信が利用できるという。

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WILLCOM COREが目指すシステムスペック(ウィルコムの報道発表資料から)

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