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調査リポート

ケータイで動画、視聴時間は約半数が増加傾向

ネットエイジアがケータイ動画の視聴動向に関する調査結果を発表。動画を視聴する頻度は、1年前と比べて「増えた」という回答が約半数に達し、投稿型サイトの人気が高いことが分かった。

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 ネットエイジアは5月23日、「ケータイの動画コンテンツ視聴に関する調査」の結果を発表した。同調査は5月9日から同13日まで、15歳から29歳の携帯電話ユーザーを対象に実施したもので、回答サンプル数は500名。

 ケータイで動画コンテンツを見る頻度、時間を1年前と比較してどう変化したかを聞いたところ、回答者の45.5%が「増えた」と回答した。「変わらない」は45.7%で、「減った」は8.8%だった。

 また、動画コンテンツを見る頻度、時間が増えた回答者に理由を聞いたところ、「パケット定額制に加入したから」との回答が68.2%で最も多く、次いで「無料で見ることができるコンテンツが増えたから」が65.3%だった。

 なお、動画コンテンツを「よく見る」は19.0%、「時々見る」は30.2%となっている。男性では「よく見る」という回答が20.8%と女性に比べやや高め。しかし「全く見ない」という回答は女性が22.0%、男性では28.4%で男性の割合が高かった。

 ケータイで動画コンテンツを見ることが多い時間帯は、「午後11時〜午前0時台」が50.5%、「午後9時〜10時台」が46.3%と午後9時以降が動画コンテンツ視聴の活発な時間であることがわかった。そのほか「午前1時〜5時台」は24.6%、「午後6時〜8時台」は21.7%で、他の時間帯は1桁台となった。

 ケータイの動画コンテンツで見ているサイトを複数回答で聞いたところ、「投稿型動画サイト(YouTubeなど)」が51.9%で最多となった。次いで「ポータル(Yahoo!、gooなど)が運営している動画サイト」が38.5%、「テレビ局の動画サイト」が20.6%、「アニメの動画配信サイト」が15.8%、「アダルト専門サイト」が11.5%、「映画の動画配信サイト」が11.0%となっている。

 ケータイの動画サイトにアクセスする手段で多いのは、「通常の検索エンジン・サイトでキーワードを入力してアクセス」という回答が最多で53.5%。これに「ブックマークしている動画サイトにアクセス」が49.5%で続いた。そのほか「動画の検索エンジン・サイトでキーワードを入力してアクセス」が19.5%、「ネットを利用していて、動画サイトの広告、バナーをクリックしてアクセス」が14.7%だった。

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