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ソフトバンク、2008年3月期短信を訂正――3G契約数を4万1000件少なく記載
ソフトバンクは5月8日開示の決算短信について、3G契約数の訂正を発表した。実際より4万1000件少なく記載しており、正しくは1404万7900件だった。
ソフトバンクモバイルは6月6日、5月8日に開示した2008年3月期決算短信の記載に間違いがあったとして、内容を訂正した。
訂正するのは、短信5ページ「移動体通信事業」の「契約数の推移」の第1段落にある3G携帯電話の契約数。1400万6900件となっているが、正しくは1404万7900件だった。本来3G契約だったものを2G契約として記載したため、4万1000件少なくなっていた。2Gと3Gを含む全体の契約数と、数字以外の文脈に修正点はない。
訂正後の文書は以下の通り。
ソフトバンクモバイル(株)の当期末の全契約数は、前期末から267万6,500件増加して累計で1,858万6,200件となり、シェアは前期末から1.7ポイント上昇して18.1%となりました。また月間の純増数が、平成19年5月以降11ヵ月連続で首位を継続しており、さらに通期ベースで初の首位を獲得しました。そのほか当期末の3G携帯電話の契約数は1,404万7,900件となり、全契約数の4分の3を突破しました。
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