メディアキャストは6月11日、地上デジタルワンセグ放送規格に準拠した動画データの圧縮符号化が可能な、Adobe社のノンリニア編集ソフトウェア“Adobe Premiere”用プラグインソフトウェア「メディアキャスト ワンセグエンコーダ」を発表した。6月末に販売を開始し、7月末に出荷開始する予定で価格は29万8000円。
メディアキャスト ワンセグエンコーダは、これまで専用の放送用機材を必要としたワンセグ放送用の映像制作を、ノンリニア編集ソフトのAdobe Premiere上で行えるようにするプラグインソフトウェア。同社はこのソフトを放送局や携帯電話・カーナビなどのワンセグ受信機メーカー各社に対してテスト映像制作用に販売し、今後はエリア限定ワンセグ放送などの映像制作用として、イベント映像制作会社、広告代理店などを対象に幅広く販売を展開する予定だ。
同社は6月11日から同13日まで、幕張メッセで開催される「IMC Tokyo 2008」の、Tooとアドビシステムズの共同ブースで同製品を公開する。
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