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NTTドコモ、バングラデシュの通信事業者に出資
NTTドコモは、バングラデシュで“AKTEL”ブランドの携帯電話サービスを展開するTMIBへの出資を発表した。バングラデシュのAKKグループから、約370億円で発行済み株式の30%を取得する。
NTTドコモは、バングラデシュの移動通信事業者「TM International (Bangladesh) Limited」(以下TMIB)への出資を発表した。同社株式を保有するバングラデシュの複合企業A. K. Khan Co. Ltd.(以下AKK)ほか同グループ4社から、発行済み株式総数の30%にあたる普通株式を3億5千万米ドル(約370億円)で取得する。
TMIBは、ダッカに拠点を置くバングラデシュの携帯電話事業者。“AKTEL”ブランドでサービスを提供しており、2007年の売上高は144億バングラデシュタカ(約220億円)。ドコモは技術、事業ノウハウを積極的に生かしてTMIBに経営参画し、今後大きな成長が見込まれるバングラデシュの移動通信市場において事業拡大を目指す。
なおドコモは、今回の出資により関連会社としてTMIBへ持分法を適用する。
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