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契約者規模は約2億に――アジアの携帯キャリア連合「コネクサス・モバイル」にタイが加盟
ドコモが加盟するアジア・太平洋地域の携帯電話事業者アライアンス「コネクサス・モバイル・アライアンス」に、タイの通信キャリアTrue Moveが加盟する。これにより同アライアンスは12の国や地域にわたる約1億9千万人規模の契約者を持つことになる。
NTTドコモは、同社が加盟するアジア・太平洋地域の携帯電話事業者アライアンス「コネクサス・モバイル・アライアンス」に、新たにタイの通信キャリア「True Move」が加盟すると発表した。これにより、同アライアンスに参画するキャリアは日本、インド、台湾、香港・マカオ、韓国、インドネシア、フィリピン、シンガポール、タイの10社となり、12の国や地域にわたる約1億9千万人規模の契約者を持つことになる。
コネクサス・モバイル・アライアンスは、2006年4月に結成されたアジア・太平洋地域の携帯電話事業者アライアンス。加盟国間の国際ローミングや多国籍企業向けサービスの分野で協力して事業を推進しており、この4月には加盟キャリアが国際ローミング時のデータ通信料金を1日区切りの準定額にするなどの料金プランを開始している。
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