イー・ガーディアンは6月26日、有害サイトフィルタリングのガイドラインに対応した監視・コンサルティングサービス「モバイルガーディアン」を開始した。初期費用は20万円、月額費用は15万円から。
同サービスは、携帯コミュニティサイトを運営するコンテンツプロバイダ向けに、24時間365日体制の監視業務のコンサルティングサービスを提供するもの。イー・ガーディアンのパトロールスタッフが事業主に代わり、投稿されたテキスト、画像、動画の監視および削除を行い、コミュニティサイトの健全な運営をサポートする。
フィルタリングガイドラインに沿った基準で運用を行うほか、ユーザーへの啓発、啓蒙サポートも行う。休日や夜間対応のみといった対応も可能だ。
関連記事
- 「青少年ネット規制法」成立
「青少年ネット規制法」が参院で可決・成立した。法律では「犯罪や自殺を誘引する情報」「著しく性欲を興奮させる情報」などを有害情報として例示。フィルタリングソフト・サービスの普及を促している。 - EMA、フィルタリングの「ブラックリスト」改善案募集
モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)は、「ブラックリスト方式」のフィルタリングサービスで遮断するサイトのカテゴリーについて、意見募集を始めた。 - ケータイキャリア4社、既存ユーザーのフィルタ適用時期を見直し――総務省の要請を受けて
ケータイキャリア4社は4月25日の総務省からの要請を受け、既存ユーザーに対するフィルタリングサービスの適用時期を見直すと発表した。また、利用者が主体的にフィルタリングの方式を選べるようにする仕組みについても検討を進める。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.