グリッドマークとNECは6月27日、資本提携に同意したことを発表した。これにより、日本電気はグリッドマークの発行済株式総数の約1.2%にあたる普通株式320株を、第三者割当増資により4000万円で取得した。
グリッドマークが開発・販売する「GridOnput」は、極小のドットで構成される“見えないドットコード”技術。2ミリ角の範囲にコード情報や座標情報を定義でき、約300兆のコードを発行することが可能だ。ほとんど目に見えない状態で、写真・イラスト・文字などのグラフィック上に重ねて印刷できることから、紙などのアナログメディアとWebなどのデジタルメディアをダイレクトにつなぐインタフェース技術として広い分野で活用されている。
NECとの提携により、グリッドマークは今後、携帯電話や業務用機器、家庭製品などの幅広い分野でGridOnput技術の普及に取り組むとしている。
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