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ソフトバンクモバイル、2010年3月までに2Gサービスを終了
ソフトバンクモバイルが、2010年3月までに2Gサービスを終了すると発表した。同社契約数の約2割を占める2Gユーザーには、7月3日から3Gサービスへの変更を案内する。
ソフトバンクモバイルは7月3日、2010年3月末までに2Gサービスを終了すると発表した。同社は2Gサービスの新規申し込み受付を3月末で終了しており、現在、2Gユーザーは総契約数の約2割にあたる414万人となっている。
ソフトバンクモバイルでは7月3日から2Gユーザーに対し、3Gサービスへの変更を案内するとしているが、変更にあたっての優遇策については「未定」(広報)というにとどめた。
ソフトバンクモバイルは、1994年4月に2Gサービスの提供を開始。3Gは、2002年12月にサービスをスタートさせ、キャリアポータルの「Yahoo!ケータイ」や国際ローミングサービスの「世界対応ケータイ」を提供するとともに、下り最大3.6Mbpsの通信が可能な「3Gハイスピード」などを展開してきた。2Gサービスの終了は、こうした取り組みが奏功し、3Gへの加入者が増えたことから、3Gサービスに経営資源を集中するためだという。
なお、同じ通信方式を採用しているNTTドコモは、2007年末でムーバ端末の新規調達を終了しているものの、「ムーバの新規契約終了時期はまだ決まっていない」(広報)としている。
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