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表参道に徹夜で並んでiPhone 3Gを買うiPhone 3G購入記(2/2 ページ)

全国各地でアップルの「iPhone 3G」が一斉に発売された。先行販売が行われるソフトバンク表参道に16時間前から並んだところ……。

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無事16Gバイトの白モデルをゲット

 店内は1階と地下1階にびっしりと購入手続き用カウンターが用意され、大量の客をさばけるようになっていた。早速、案内されたカウンターにつく。そこでiPhone 3Gを用意してもらい、加入サービス、電話番号、支払い方法などを決定し、登録が終わると、やっとiPhone 3Gを利用可能にする手続きに移る。

 まずは別途用意されたUSIMカードをiPhone 3Gにセットして、アクティベートさせる必要がある。iPhone 3Gの箱とペーパーナイフをスタッフから手渡され、自分で箱を開けさせられる。そしてiPhone 3Gを取り出し、傷がないことを確認。その後、担当者がUSIMカードを挿入する。

 動作確認をした後、カウンターに置いてあるノートPCとUSBで接続し、その場でアクティベートを行う。アクティベート作業は、もちろんすべて専用のスタッフが行う。

 スタッフの手で開通が確認されたら、再度こちらが動作確認を行い、購入が完了する。

photophotophoto 店内すべてがiPhone 3G購入用カウンターといって過言ではない(写真=左)。筆者用に用意されたiPhone 3GとUSIMカード(写真=中央)。USIMカードを挿入中。iPhoneに指紋をつけないよう、白手袋をはめて作業する(写真=右)

photophoto 店頭でアクティベート(写真=左)。米国で販売された初代iPhoneではこの作業をユーザー自身が自宅で行った。無事16Gバイトの白モデルをゲットした(写真=右)

 筆者の場合、スタッフによる住所の打ち間違いがあってやや手間取ったが、それでも30分強で済んだ。最低限の手続きでOKという人は20〜25分くらいで完了していたようだ。

 念入りなリハーサルが行われていたのか、購入は予想以上にスムーズで混乱もなく、先頭から100番目くらい(MNPを行う人は午前9時スタートなので、彼らを除くとそのくらいだ)であったが、発売から実質1時間後にはiPhone 3Gを手にしていた。

 ちょっとうれしい。

PCなしでiPhone 3Gはどのくらい使えるのか

 店頭でiPhone 3Gを手渡された時点で、iPhone 3Gは購入後即座に使用可能となっている。一部ではiTunes 7.7が必要といわれてはいるが、基本的な機能はパソコンとの接続を行わなくても利用可能だ。通話はできるし、ネットへの接続も問題ない。Googleマップを見たり写真を撮ったりできるし、Safariを使ったWebブラウジングもメールの設定も可能だ。

 つまり、PCがなくても最低限の作業はiPhone 3G単体でできるのである。

 iPhone 3Gを購入できた人はその場で遊んでみるといいだろう。思ったよりいろんなことができるし、快適に地図やWebブラウズで遊べるはずだ。

 ただし、iTunes Wi-Fi StoreとApp Storeに関しては、アカウントを手動で入力してもダメだった。デフォルトで米国のStoreへアクセスするため、日本のアカウントは使えないのである。これはiTunesを使って同期したとき、iTunes上で使っているStore情報が同期されるためで、日本のアカウントを使おうと思うと、どうやらPCを使ったiTunesとの同期が必要らしい。したがって、続きは帰宅して、家のPCのiTunesを7.7にアップデートしてからゆっくり行うことにする。

 次回以降は、細かくiPhone 3Gの見た目と使い勝手、iTunesとの同期について見ていく予定だ。

photophoto 購入したばかりのiPhone 3G。トップ画面にはいつの間にか「Y!」ボタンがついていた(写真=左)。手にしたばかりのiPhone 3Gを使って、Y!ページへ接続(写真=右)。このようにPhone 3G専用のYahoo! Japanページが用意されている

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