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端末に個人情報を残さず、公私分計にも対応――ドコモ、電話帳セキュリティサービスを参考出展:ワイヤレスジャパン2008
端末内に個人情報を残さず、公私分計にも対応――。ドコモがワイヤレスジャパン2008で、電話帳セキュリティサービスを参考出展した。発着信時に電話帳センターを経由することで、端末内に履歴を残すことなく通話を利用できる。
NTTドコモはワイヤレスジャパン2008の同社ブースで、法人向けの「電話帳情報セキュリティサービス」を参考出展した。このサービスは、端末紛失時の個人情報漏洩を防ぐ目的で開発され、端末内のアドレス帳や発着信履歴に記録を残すことなく通話を行える。
同サービスを利用する企業は、ドコモが用意する電話帳センターにアドレス帳を登録し、利用者はiアプリかiモード経由で電話帳センターのアドレス帳にアクセスして電話をかける。電話帳センターに登録した相手からの着信は、センター側でセキュリティナンバーに変換した上で番号を表示するので、発信/着信ともに、利用者の端末に履歴を残すことなく利用できる。
また、電話帳センターを経由した通話は自動で分計されるため、利用者が個人のケータイで業務の電話をかけた場合でも、個人宛に請求されることなく利用可能。導入企業はPCで共有アドレス帳を編集でき、通話内容や通話記録の確認も行える。
ドコモでは、時期は未定ながら、商用化を視野に開発を進めているという。
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