日本エリクソンは9月1日、日本市場におけるサービス事業を強化すると発表した。
拡大する通信キャリアのニーズに対応するため、サービス関連のグループをマネージドサービス、ネットワークロールアウト、コンサルティング&システムインテグレーション、カスタマサポートの4種のプロダクトエリアから成る新組織に集約。各プロダクトエリアにソリューション開発とサービス提供の機能を用意する。
これにより、1つの組織が通信キャリアとのビジネス協議からサービス提供までをトータルで支援できるようになり、より迅速な対応と高品質なサービスの提供が可能になるという。同組織には、日本エリクソンで3年間サービス・デリバリー本部長を務めたキーラン・ウォルシュ氏がサービス本部本部長として就任する。
なお、この体制は日本エリクソンが統括する韓国市場にも適用される。
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