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ワンセグケータイ、所有者の3割が「北京五輪の中継を観るのに役立った」

アイシェアが、北京五輪とワンセグに関する意識調査の結果を発表。ワンセグケータイ所有者の3割が、北京五輪の中継を観るのにワンセグが役に立ったと回答している。

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 アイシェアは9月3日、「北京五輪とワンセグに関する意識調査」の結果を発表した。調査は8月25日と26日の両日、同社の無料メール転送サービスCLUB BBQの会員を対象に実施したもので、有効回答数は417人。

 同調査によれば、北京五輪中継を観るのに携帯電話のワンセグ機能が「役に立った」と答えたのは、ワンセグ携帯保有者の27.1%で、「役に立たなかった」という5.8%を大きく上回った。しかし「利用しなかった」という回答は67.1%にのぼり、積極的にワンセグを利用して五輪観戦したのは少数派にとどまった。

 「役に立った」と答えた人は男性で31.5%、女性で21.8%。世代別では、30代が31.3%、40代が28.8%なのに対し、20代が16.7%と10ポイント以上低かった。他方「利用しなかった」のは、男性が67.1%、女性が72.3%、世代別では20代が69.4%、30代が64.7%、40代が67.8%となった。

 なおワンセグで観戦した競技を自由回答形式で記述してもらったところ、最も多かったのが「野球」で、以下「水泳」「ソフトボール」と並んだ。また「開・閉会式」という回答も複数あった。

 調査対象者の普段のワンセグ利用頻度は、「頻繁に利用」している人はわずかに6.7%で、「たまに利用」している人が41.8%、「ほとんど利用しない」人が51.6%だった。中でも女性の56.4%、20代の72.2%が「ほとんど利用しない」と回答しており、ワンセグの普及に利用が伴っていない様子がうかがえる。

 しかし「頻繁に利用する」人の66.7%、「たまに利用する」人の39.4%はワンセグが北京五輪観戦に「役に立った」と回答しており、普段からワンセグの利用頻度が高い人ほど積極的に活用したようだという。また普段は「ほとんど利用しない」人でも12.1%が「役に立った」と答え、北京五輪はワンセグ利用の動機づけになったといえそうだ。

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