マイクロソフトは9月11日、KDDIが2009年春に発売を予定しているスマートフォン「E30HT」に、同社の携帯端末向けプラットフォーム「Windows Mobile」が採用されたことを発表した。
Windows Mobileは、携帯端末向けに最適化したOSとアプリケーションをパッケージにしたソフトウェアプラットフォーム。Windows Media Player MobileやOffice Mobile(Word、Excel、PowerPoint、OneNoteのWindows Mobile版)など、PC用のコンテンツやアプリケーションデータを活用する専用アプリケーションが搭載されるなど、Windowsとの親和性が高いのが特徴だ。
KDDIの採用により、すでにWindows Mobile端末を発売しているイー・モバイル、ウィルコム、NTTドコモ、ソフトバンクモバイルと合わせ、国内の大手ケータイキャリア5社すべてからWindows Mobile搭載端末が提供されることになった。
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