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ドコモ、海外での不在着信時に発信者番号を知らせる「ローミング着信通知SMS」
ドコモは、国際ローミング利用時に圏外着信や不在着信した場合、正しい発信者番号をSMSで送信する「ローミング着信通知SMS」を開始する。
NTTドコモは9月30日午前10時より、国際ローミングサービス「WORLD WING」利用中の圏外着信や不在着信をSMSで知らせる「ローミング着信通知SMS」サービスを開始する。
海外ローミングでは、国際中継網を経由する途中で発信者番号が欠落することがあり、着信時に発信者番号が正しく表示されない場合がある。その際に圏外着信や不在着信になった場合は、端末の着信履歴に番号が残らなかった。
ローミング着信通知SMSでは、ユーザーが着信できない場合にドコモ側で正しい発信者番号をショートメッセージで送信する。すでにドコモは、留守番電話があったことを通知する「留守番電話 着信通知SMS」を提供しているが、本サービスの開始により圏外着信と不在着信についても通知を受けられる。
サービスは、WORLD WINGが利用できるすべての国と地域(9月12日時点で170の国と地域)で利用できる。対応機種は、WORLD WING対応端末。サービスの料金は無料で、SMSの受信料も無料だ。
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