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ドコモ、既存のiモードフィルタユーザーにもブラックリスト適用――2月下旬から
NTTドコモは、iモードフィルタの既存ユーザーに対するサービス内容を、2月下旬から変更すると発表した。保護者からの申し込みがない場合は、EMAの認定基準に準拠したiモードフィルタに順次移行する。
NTTドコモは2月下旬から順次、iモードフィルタの既存ユーザーに対するサービス内容を変更すると発表した。保護者からの申し込みがない場合は、EMA(モバイルコンテンツ審査・運用監視機構)が認定するサイト・カテゴリ基準を反映したiモードフィルタに移行する。
ドコモは1月9日から、iモードフィルタの新規申し込みユーザーを対象に、EMAの認定基準に準拠したiモードフィルタの提供を開始。既存ユーザーについては2008年11月から、新基準のフィルタについて利用意向の確認を進め、「変更不要」の申し込みがなければ2月下旬以降、順次フィルタ内容を変更する。
EMAは10月9日時点で、「モバゲータウン」「en高校生」「大集合NEO」「gumi」「GREE」「MySpaceモバイル」「魔法のiらんど」を健全サイトに認定しており、新たな基準のiモードフィルタを利用すれば、認定サイトにもアクセスできる。
なお、既存のiモードフィルタ利用者でも、1月9日以降ドコモショップに申し込むことで、1月9日から新基準のiモードフィルタを利用できる。
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