第6回 意外に続けられたのは、なぜか:Sportio&au Smart Sportsロードテスト(1/2 ページ)
なんとかしたい、我が「メタボ体」。2008年夏は「Sportioとau Smart Sports」で飽きやすい筆者も一応、ひと夏続けられた。“一応”ではあるが効果もあった。「なぜ続けられた」のか、その理由を探ってみた。
Sportio&au Smart Sportsロードテスト
- 第1回 「楽してメタボを解消したい」──そんな2008年夏
- 第2回 Run&Walkの基本機能を教わって“やる気”を出す──エド・はるみさんもやっているし
- 第3回 「NIKE+」との比較で感じた、au Smart Sportsの注意点
- 第4回 過去「運動三日坊主」だった理由が、少し分かった──「パーソナルトレーナー」で
- 第5回 “ペースメーカー”モードで世界に挑戦、即玉砕
- 第6回 意外に続けられた理由は、「ひとりじゃない」
2008の夏はやや不安定な天候が続いたが、そんな雨の日もしっかりトレーニングできるのがモーションセンサーを搭載する「Sportio」の強みだ。
Run&Walkアプリにはワークアウトのコースを屋内に設定できるモードがあり、屋外と同じように屋内でもau Smart Sportsの各トレーニングモードを利用できる。設定はモードの選択かコース選択の画面で、コースを「屋内(Run)」「屋内(Walk)」のいずれかに設定するだけ。これでGPS機能がオフになり、モーションセンサーのみによる計測スタイルに切り替わる。
モーションセンサーが検知したステップから距離を測定する時に使用されるのは、メニューで設定する「歩行時歩幅」と「走行時歩幅」。ほどほどに正しく設定しておかないと走った距離と測定データの間に大きな誤差が生じるので、何回か試して誤差を調整しておくとよいだろう。なお、コース選択では屋内モードの設定のほかに、au Smart Sports Run&Walkサイト上に公開されているおすすめコースを登録することも可能だ。事前に設定してからそのコースを走ると、地図画面で全体のルートを確認しながら走れるメリットがあるほかに、頻繁に地図データを更新しないですむのでパケット通信料の節約にもなる。公開コースは「東京マラソン10km」なんていうものもあるので、大会に挑戦するつもりでチャレンジしてみるのもいいだろう。
Run&Walkアプリはこのほかに、自転車で利用できる「Bikeモード」もある。こちらは自分の走ったルートを地図上に記録する場合にも使える。なお、Bikeモードは月額105円のベーシック会員(2009年1月末まで無料)以上への登録が必要で、かつ、安全のために走行中の地図閲覧や音楽プレーヤー起動といった操作が行えないようになっている。
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