ジーネクストは10月14日、SaaS型グループウェア「F-DOC2.0」がiPhone 3Gに対応したことを発表した。出荷は10月21日を予定しており、利用料金は、1企業または1サーバの利用者200人未満まで無料。
F-DOC2.0は、Webメール機能、スケジュール機能、プロジェクト管理機能、タスク管理機能、掲示板機能、RSS機能、News機能、タイムカード機能、ToDo機能などを装備するグループウェア。すでに携帯電話に対応しており、10月21日から新たにiPhone 3Gに対応する。なお同時に、F-DOCプラットフォームを利用した有料モジュール“ファイル管理Plus”の出荷も開始する。
ファイル管理Plusは標準搭載のファイル管理機能を拡張したもので、すべてのファイルへのアクセスに対してLOG管理などを行える。料金は利用者数に制限がないライセンス方式で1サーバ60万円。
F-DOC2.0の運用環境は、サーバがWindows Server2000・2003 R2/Linux、クライアントがIE6/IE7/Firefox2/Firefox3。ジーネクストは、10月15日から東京ビッグサイトで開催される『IT Pro EXPO 2008』で、同製品を展示する。
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