アジルネットワークスは10月14日、携帯電話と企業内固定電話の発着信を内線番号で行えるようにする「アジルケータイセントレックス」を開発したと発表した。同社はこの製品を、10月15日から東京ビッグサイトで開催される「ITpro EXPO 2008 Autumn」に出展する。
アジルケータイセントレックスは、携帯電話と会社の固定電話との間の発着信を、内線番号を使って行えるようにするサービス。携帯電話を内線として利用できるほか、固定電話に着信した電話を複数のケータイで着信/転送できるなど、業務の効率化に役立つ機能を備える。
同社の電話帳サイトを利用すれば、携帯電話から固定電話の番号で発信でき、その際の通話料は固定電話の料金となる。ほかにもSIP端末との接続機能や通話の録音機能を備え、システムは既存のPBXとの接続が可能だ。
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