ディズニー・モバイル、“光の魔法”がテーマの防水端末を発表──「DM003SH」
ディズニー・モバイルは10月29日、2008年冬モデルとして、防水機能と国際ローミング機能をサポートした「DM003SH」を発表した。12月6日から販売を開始する。
ディズニー・モバイルは10月29日、「光の魔法」をテーマに開発した2008年冬モデル「DM003SH」を発表したボディカラーはLuxury Black、Star White、Love Pinkの3色で、12月6日に発売する。端末の価格は、新スーパーボーナスの24回払いで新規購入した場合で、実質負担額が月額1600円から1900円になるくらいを想定しているという。
DM003SHは、水回りでも安心して利用できるIPX5/IPX7相当の防水性能を備えた厚さ約18.1ミリの折りたたみ型端末。シャープのソフトバンクモバイル向け端末「THE PREMIUM WATERPROOF 824SH」がベースモデルになっていると思われ、世界182カ国・地域での通話と、126の国と地域でメールやデータ通信ができるW-CDMAとGSMの国際ローミングサービスも利用可能だ(いずれも11月29日現在)。
外観のデザインは、ミッキーのシルエットや星、ハートマークなどを透明感がある多階層のレイヤーにちりばめた深みのある背面と、カラーごとに異なるキャラクターを廃した裏面が今までとはまた異なる上質感を演出。Luxury Blackはミッキーのシルエットを用いた上品で神秘的な黒で、「イブニングドレスのような深い輝き」がポイント。Star Whiteは雪のような白さをイメージしたボディに、妖精のスターダストをモチーフにした星を配した「清楚でゴージャス」なデザイン。Love Pinkはキャンディーのようなビビッドなピンクと深みのある透明感のボディに輝くハートをちりばめている「優しく夢のある」デザインとなっている。
ディスプレイは2.8インチのワイドQVGA(240×400ピクセル)表示が可能なNewモバイルASV液晶で、0.5インチの有機ELサブディスプレイを搭載するなど、基本的な仕様は前モデルの「DM001SH」や「DM002SH」とほぼ同じ。ワンセグも標準搭載しており、3.2MピクセルのAF付きCMOSカメラも備える。
またディズニー・モバイルならではのコンテンツも充実。DM003SHでは、端末の電源オン/オフ時から操作画面、毎絵文字、壁紙、デコレメールテンプレート、内蔵オリジナルムービーまで、すべて「光の魔法」のテーマで統一しており、“キラキラ感”盛りだくさんのグラフィックを搭載。ヒンジとダイヤルキー部分にはイルミネーション機能が用意されており、プリインストールされている動画や音楽を再生すると、それに連動したイルミネーションも楽しめる。端末に内蔵した「Disney絵文字」は、DM001SHやDM002SHから大幅に刷新した。携帯には初搭載となる「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のコンテンツの収録している。
左はスティッチのカスタムスクリーン「イルミネーション」、中央は多キャリアのユーザーにも送れるマイ絵文字、右は内蔵オリジナル動画「Illumination」。どれも“光の魔法”をテーマにしている
そのほかDM003SHでは、キャラクターやパーツ、ライン、背景色を組み合わせてオリジナルのメールテンプレートが作成可能なアプリ「Disney メールメーカー」をプリインストール。さまざまな組み合わせでデコレメールが作れるようにした。オリジナルメッセージ入りのFlashゲーム付きメールも作成できる。ゲームアプリとして「Beauty Style Book」「Disney Picture Puzzle」や、「ズーキーパーDX」「ぷよぷよフィーバーDX 体験版」をプリインストールしているほか、Yahoo!mocoaのディズニー版や、Edyアプリのディズニー版なども用意している。
機種名 | DM003SH |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約50×105×18.1ミリ |
重さ | 約124グラム |
連続通話時間 | 3G:約250分、GSM:約230分 |
連続待受時間 | 3G:約340時間、GSM:約310時間 |
ワンセグ連続試聴時間 | 約6時間15分 |
アウトカメラ | 有効約320万画素AF |
インカメラ | − |
外部メモリ(確認済み最大サイズ) | microSDHC(4Gバイト) |
メインディスプレイ | 約2.8インチワイドQVGA(240×400ピクセル)NewモバイルASV液晶、最大26万色 |
サブディスプレイ | 約0.5インチ(60×32ピクセル)有機EL、1色 |
主な対応サービス・機能 | ワンセグ、おサイフケータイ、3Gハイスピード、世界対応ケータイ(3G+GSM)、着うたフル+WMA、PCサイトブラウザ、Bluetooth、デコレメール、ディズニー絵文字、S!速報ニュース ほか |
ボディカラー | Luxury Black、Star White、Love Pink |
Disney Webもリニューアル
ミッキーマウスがスクリーンにデビューした記念日の11月18日に、Disney Webがリニューアルする。ディズニーキャラクターごとにさまざまなコンテンツをまとめた「キャラクターワールド」、
カスタムスクリーンやFlash待受、ゲーム、動画、絵文字などのカテゴリー別に、毎日異なるコンテンツを配信する「365★FUN」、メールのデコレーション関連の素材や、Flashメールメーカーアプリを配信する「メール★デコ」などが新たに登場する。
関連記事
- ディズニー・モバイルの夏モデル「DM002SH」登場──モチーフはシンデレラ
ウォルト・ディズニー・ジャパンは5月26日、ディズニー・モバイルの2008年夏モデルとしてシャープ製の「DM002SH」を発表した。デザインはシンデレラをモチーフにしており、6月7日から販売を開始する。 - 手のひらサイズの“魔法の世界”は、こうして生まれた――ディズニー・モバイルの今とこれから
「手のひらから夢と魔法の世界へ」――こんなキャッチフレーズで登場したのが、ウォルト・ディズニー・ジャパンの携帯電話サービス「ディズニー・モバイル」だ。携帯電話のニーズが多様化する中、ディズニー・モバイルはどんなサービスで、どんなユーザー層を取り込もうとしているのか。 - ディズニー・モバイル、サービス開始──「DM001SH」の実質負担額は2万8320円から
ウォルト・ディズニー・ジャパンの携帯電話サービス「ディズニー・モバイル」のサービスが3月1日から始まった。シャープ製の専用端末「DM001SH」の価格は、新スーパーボーナスの24回払いで実質2万8320円からとなっている。 - どこにもなかったディズニーならではのサービス──日本でディズニー・モバイルを始める理由
ウォルト・ディズニー・ジャパンとソフトバンクモバイルが手を組み、協業という形でスタートするディズニーの携帯電話サービス「ディズニー・モバイル」。米国で失敗したMVNOとは異なるビジネスモデルで、ディズニーを成長させる柱へと育てたい考えだ。 - 写真で解説するディズニー・ケータイ「DM001SH」
3月1日に開始する「ディズニー・モバイル」。同時にディズニー・モバイル端末の第1弾「DM001SH」の登場も明らかになった。ソフトバンクの“THE PREMIUM”シリーズをベースにするものの、中身は大きく異なり、「あなたを“夢と魔法の世界”へお連れする」ようなコンテンツを用意するという。 - 手のひらから夢と魔法の世界へ──ディズニー・モバイル、3月1日スタート
ウォルト・ディズニー・ジャパンとソフトバンクモバイルは3月1日、20代から30代の女性をメインターゲットにした携帯電話サービスを共同で開始する。シャープ製の専用端末を販売するほか、ディズニーの豊富なコンテンツが利用できる各種サービスを用意する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.