ROA Groupは10月31日、調査・分析リポート「日本モバイルインターネット端末市場分析 〜2008〜2012年のMID及びスマートフォン市場予測〜」を刊行し、販売を開始した。
日本のモバイルインターネット端末(MID)市場は、2008年から市場が形成されはじめ、90万台の規模になると予測される。またスマートフォンとMIDを合わせた市場は、2012年には1800万台を超え、スマートフォンとMIDが端末市場全体の約40%を占めるとみられている。
同リポートでは、こうした市場予測の背景と日本市場でMIDが拡大しうる主な要因、障害要因を中心に分析。また、これらの結果に基づき、2012年までの市場成長の予測や現在販売されている端末の分析、チップセットメーカーの戦略についてもまとめている。
同リポートはA4版45ページで提供する。PDF版、印刷版がそれぞれ9万9750円、PDFおよび印刷版のセットが10万2900円。
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