片手サイズのストレートボディにQWERTYキー搭載――「Nokia E71」:PROシリーズ
ステンレスに覆われたストレートボディにQWERTYキーを搭載した「E71」がノキアブランドのドコモ端末として登場。仕事も遊びも重視するビジネスパーソンをサポートする多彩な機能を用意した。
ノキア・ジャパンのSymbian OS搭載スマートフォン「E71」が、ノキアブランドのドコモ端末として登場する。同端末はソフトバンクモバイルからのリリースも決まっており、日本キャリアへの投入は2例目となる。
E71は、ステンレスに覆われた厚さ10ミリのスリムボディに、ビジネスパーソン向けの多彩な機能を搭載したストレート型端末。2.4インチのメインディスプレイ下部にQWERTYキーを搭載し、PCライクな入力を可能にした。
裏面には320万画素のCMOSカメラを装備し、撮った写真はシェアオンラインを利用して簡単操作でmixiなどのSNSに投稿可能。FMラジオは国内外の設定をインターネット経由で自動で行うため、煩雑な設定操作の必要なく楽しめる。
端末にはMail for Exchangeがプリセットされ、Exchangeサーバとの容易な連携が可能。メールはMMSやSMS、POP3、IMAP、SMTPに対応するEメールクライアントを搭載し、設定ウィザードを利用すれば簡単操作で設定を行える。
待受画面はビジネス向けとパーソナル向けの2つの設定を併用でき、ボタン1つで切り替え可能。それぞれの待受画面には、異なる2つのEメールの受信状況を表示できるほか、5つのアプリのショートカットを設定できる。
本体サイズは114×57×10ミリ、重さは約127グラム。下り最大3.6MbpsのFOMAハイスピードに対応するほか、無線LANやBluetooth、3G/GSMローミング、GPSを利用できる。なお、iモードを始め、iコンシェル、iウィジェット、ワンセグ、おサイフケータイ、ビデオクリップなどのドコモのサービスには非対応となる。
機種名 | Nokia E71 |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約57×114×10ミリ |
重さ | 約127グラム |
連続通話時間 | 約270分(3G)/約630分(GSM) |
連続待受時間 | 約480時間(3G)/約408時間(GSM) |
カメラ | 320万画素CMOS (サブカメラ30万画素CMOS) |
外部メモリ | microSDHC(最大8Gバイト) |
メインディスプレイ | 約2.4インチQVGA(320×240ピクセル)液晶 |
サブディスプレイ | − |
主な機能 | FOMAハイスピード(下り最大3.6Mbps)、GPS、3G/GSMローミング、無線LAN、Bluetooth |
ボディカラー | White Steel、Gray Steel |
関連記事
- ステンレスボディにQWERTYキー、仕事/遊びモードを瞬時に切り替え――「Nokia E71」
ステンレスに覆われたストレートボディにQWERTYキーを搭載、仕事モードと遊びモードを瞬時に切り替えられる――。こんな機能を備えて登場するのが、Nokiaブランドのスマートフォン「E71」だ。 - メール利用に最適なスマートフォンが装いも新たに――Nokia、「E71」「E66」を披露
シンガポールで開催されたNokiaのプライベートイベント「Nokia Connection 2008」で、「Eseries」の最新モデル「E66」と「E71」が披露された。NFCケータイや音楽ケータイなどの最新モデルについても、利用シーンと合わせてデモを展開した。 - Nokia、厚さ10ミリのQWERTY携帯など「Eseries」2機種を発表
Nokiaが7月に出荷開始予定の「E66」と「E71」は、Microsoft Exchangeに対応。メールや予定表へのアクセスのほか、添付ファイルのダウンロードも可能。 - ビジネス携帯は日本市場で強みを生かせる──「E61」を投入するノキアの狙い
ノキア・ジャパンが、SIMロックフリーのビジネス携帯「E61」を日本市場に投入。ビジネス携帯に求められる機能は、グローバルでITユーザーが求めるものと共通しており、同社の強みを生かせるという。 - SIMロックフリーのビジネス携帯「E61」、ノキアブランドで年内に販売開始
ノキア・ジャパンは、QWERTYキーボードを搭載したビジネス携帯「E61」の販売を年内に開始する。SIMロックフリーで、各社のSIMカードが使える。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.