iモード対応のQWERTYキー+タッチパネルケータイ──「SH-04A」:PROシリーズ
ソフトバンクモバイル向けに「インターネットマシン 922SH」を投入してユーザーを驚かせたシャープが、ドコモ向けにQWERTYキーボード+タッチパネル搭載の横スライド端末をリリースする。スマートフォンの操作性を持ちつつ、キャリアサービスにフル対応するのが特徴だ。
シャープ製のPROシリーズ端末「SH-04A」は、タッチパネル付きの3.5インチフルワイドVGA液晶にQWERTYキーボードを備えた横スライド端末だ。ソフトバンクモバイル向けの「インターネットマシン 922SH」のように、形状はスマートフォンながら中身は一般的なケータイと同じで、iモードはもちろん、iコンシェルやiウィジェットといったドコモの最新サービスが利用できる。
SH-04Aのタッチパネルは、ソフトバンクモバイル向けに発表された「AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SH」と同様に、文字入力からiモード、iコンシェルなどの機能まで、基本的にすべての操作に使えるのが特徴だ。画面上にソフトキーやタッチ操作用のメニューが表示されるため、端末を閉じたままでも操作できる。また端末を横にスライドさせればQWERTYキーボードも使え、開いた状態ではキー入力とタッチパネル入力を併用することも可能だ。
この大画面タッチパネルディスプレイ用に、3Dエフェクトを採用したメニューなどを備え、直感的な操作ができるよう配慮している。モーションセンサーも内蔵しており、写真の撮影やワンセグの視聴が、端末を立てれば縦画面、横にすれば横画面で行える。なおボディの横幅は54.5ミリとやや大きい。
シャープのハイエンド機ではおなじみとなったVirutal 5.1ch対応DOLBY MOBILEも搭載しており、臨場感あふれる音でワンセグなどの映像や音楽再生が楽しめる。
35ミリカメラ換算で29ミリ相当の広角レンズを備えた有効約520万画素のCMOSカメラを搭載するほか、下り最大7.2MbpsのFOMAハイスピード、GPS、ビデオクリップ、国際ローミング(3G+GSM)、Bluetoothをサポート。前述のとおりiコンシェルやiウィジェット、iアプリオンラインといった最新サービスにも対応するほか、Music&Videoチャネル、デコメアニメなども利用可能だ。
機種名 | SH-04A |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約54×114×17.4(最薄部16.3)ミリ |
重さ | 約140グラム |
連続通話時間 | 3G:約210分(TV電話:約100分)、GSM:約180分 |
連続待受時間 | 3G:約560時間、GSM:約260時間 |
アウトカメラ | 有効520万画素CMOS 顔認識AF搭載 |
インカメラ | − |
外部メモリ | microSD(最大2Gバイト)、microSDHC(最大8Gバイト) |
メインディスプレイ | 約3.5インチ フルワイドVGA(480×854ピクセル)NewモバイルASV液晶、1677万色 |
サブディスプレイ | − |
主な機能 | ワンセグ、おサイフケータイ、国際ローミング(3G+GSM)、FOMAハイスピード(7.2Mbps)、iコンシェル、iウィジェット、iアプリオンライン、GPS、Music&Videoチャネル、デコメアニメ など |
ボディカラー | White、Black、Pink Gold |
関連キーワード
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