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調査リポート

携帯サイトの利用規約、20代の4割が「読んでも理解できない」

アイシェアが携帯サイトの利用規約に関する意識調査の結果を発表した。利用規約を“必ず読む”という回答は4割弱で、その内容については、20代の4割が“読んでも理解できない”と回答している。

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 アイシェアは11月10日、「利用規約に関する意識調査」の結果を発表した。調査は10月28日と29日の両日、同社が運営する無料メール転送サービスCLUB BBQの女性会員を対象に行ったもので、有効回答数は304人。

 同調査で携帯電話の有料サイトに「登録をしている」と回答したのは56.3%。登録者に「利用規約を読むか」聞いたところ、「必ず読む」と回答したのは37.4%、「たまに読む」は53.2%で、9.4%が「読んだことがない」と答えており、閲覧率はそれほど高くないことが分かった。

 また利用規約の理解度について「理解度100%」と回答したのはわずか10.3%。理解度「80%」が33.5%、「50%」が37.4%と、多くの人は利用規約を呼んでも「大まか」程度の理解に留まっているとみられる。

 他方で「利用規約を読んだことがない」と回答した人にその理由を聞いたところ、「面倒だから」が最多で75.0%となり、30代では88.9%にのぼった。全体では「読んでも理解できないから」が18.8%で2番目に多かったが、20代では同理由が40.0%とやや目立っている。

 「SNS」(mixiやモバゲーなど)について、「登録をしている」とした57.2%、「過去に登録していた」13.8%をあわせた登録経験者216人に、「利用規約を読んだことはあるか」を聞いたところ、65.7%が「読んだことがある」と回答した。20代では70.3%にのぼったが、理解度については「100%」が12.7%と低い水準にとどまった。

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