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Nokia、10〜12月期の携帯電話出荷台数予測を下方修正
世界的な不況の影響から、Nokiaが2008年10〜12月期の業界全体の携帯電話出荷台数予測を下方修正した。
フィンランドのNokiaは11月14日、第4四半期(10〜12月期)の携帯電話市場予測を発表した。
業界全体の携帯電話出荷台数については、全世界で約3億3300万台になるとして、当初の予測を下方修正した。その結果、2008年通年の出荷台数は、当初の予測である12億6000万台ではなく、12億4000万台となる見通しという。同社の推定では、2007年の出荷台数は11億4000万台だった。
Nokiaの市場シェアについては、10〜12月期は前四半期比で横ばいか微増という見方に変わりはないとしている。同社のデバイス&サービス部門の売上高と利益は、市場全体の不調の影響を受けるだろうという。
2009年については、世界的な経済低迷の影響で、業界全体の携帯電話出荷台数は前年比でマイナスになると予測している。
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