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オフィスとPHS間の定額通話を大企業でも――ウィルコム、「W-VPN」の機能拡充

ウィルコムが、オフィスの電話とPHS間の定額通話を可能にする法人向けサービス「W-VPN」の機能を拡充。接続回線にPRI回線を追加して1回線あたりの同時通話数を増やし、大企業での利用に対応する。

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 ウィルコムは11月20日から、同社が提供する法人向けFMCサービス「W-VPN」の機能を拡充すると発表した。

 W-VPNは、オフィス内のPBX(内線用交換機)とウィルコムのネットワークを接続することで、オフィスの電話とPHS間の通話を定額で利用可能にするサービス。PHS側には内線番号が付与され、ウィルコムのサービスエリア内なら内線番号を使って発着信を行える。

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W-VPNのサービスイメージ

 これまでPBXとウィルコムのネットワークを接続する専用回線は、1回線あたり同時2通話が可能なBRI専用回線が対応していたが、新たに同時23通話が可能なPRI回線を追加。これにより、多くの回線を利用する大企業でもW-VPNの定額サービスを利用可能になる。

 PRIを利用した専用回線の利用料金は、初期費用が6万3000円、月額料金が3万1500円/月。W-VPN内線オプションの利用料は1回線の初期費用が1050円、月額利用料金が315円/月。なお、W-VPNの利用にあたっては、ウィルコム定額プランかウィルコムビジネスタイム定額トリプルプランへの加入、W-VPN内線オプションへの契約が必要となる。

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PRI専用回線、BRI専用回線を利用した場合の違い

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VPN | ウィルコム | PBX | PHS | 法人ビジネス | FMC


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