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KDDIのISPサービス「au.NET」で約1700万円規模の誤課金

KDDIは同社のISPサービス「au.NET」の利用者に、パケット通信料と月額料金を誤課金していたことを明らかにした。au端末のソフトウェアの不具合によるもので、総額約1700万を返金する。

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 KDDIは、同社が提供するISPサービス「au.NET」の一部利用者に、誤った料金を請求していたことを明らかにした。au端末のソフトウェアの不具合が原因で、同社は総額1672万543円を当該ユーザーに返還する。

 今回発生した誤課金は、2006年9月21日以降に発売されたカシオ計算機製端末、日立製作所製端末、パナソニック モバイルコミュニケーションズ端末でパケット通信を行った際、特定の条件下で誤った情報をネットワーク設備に通知していたことが原因で発生。これにより、au.NETを利用していないにもかかわらず接続情報が記録され、利用者にパケット通信料金とau.NETの月額料金が誤って請求された。

 誤課金の発生期間は2006年9月21日から2008年10月31日までで、対象回線数は1万6851回線。料金の返還は、auユーザーについては2008年12月の請求料金から誤課金分を減額し、auを解約したユーザーには書面で返金方法を通知する。

 KDDIは再発防止策として2009年春までに、誤った接続情報を遮断するネットワークの改修を実施する。

不具合の対象機種
メーカー 機種
カシオ計算機 W43CA、W51CA、W52CA、W53CA、W61CA
日立製作所製 W43H、W43HII、W51H、W52H、W53H、W61H
パナソニックモバイルコミュニケーションズ W51P、W52P、W61P
Photo
au.NETサービスイメージ

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